雨漏りは放っておくと大変なことに、、、
雨漏りは放置すると家の大切な構造体
(柱や梁など)が腐食します!!!
腐食した後の復旧工事となると、
数百万円かかる事例もありました…
雨漏りが起こる前に、定期的な劣化診断を行いメンテナンスを行うことが大切です!!
雨漏りの原因TOP4
よくある雨漏りの原因TOP4です!
雨漏りの原因は屋根だけじゃありません!
雨漏り箇所 |
原因 |
第1位屋根からの雨漏り |
屋根の内側防水シートの劣化や 屋根板金の劣化によって雨が侵入します ただし、この部分に疑いがある場合も、自分で屋根に登ってチェックはせず業者を呼ぶようにしてください。 |
第2位外壁からの雨漏り |
外壁材のひび割れやコーキングの劣化によって雨が侵入します。 ひび割れは窓の周囲に起こりやすいので、異常がないか点検する際は窓まわりから見ると見つかりやすいです。 |
第3位窓サッシからの雨漏り |
窓・ドア・換気扇などのサッシと外壁材の境目には、 コーキングという充填剤で埋められています。 このコーキングは、年月が経つと劣化してきて、 細かなヒビや裂け目が発生し、雨が侵入します。 |
第4位ベランダからの雨漏り |
ベランダ床の防水層が経年劣化し、雨が侵入します。 また、ベランダ近くに木がある家などは、落ち葉などが排水口に詰まりやすいです。 洗濯物等干していると、髪の毛や衣類についたごみがベランダに落下して排水口が詰まることもあります。 水が流れずにたまったままだと耐用年数を待たず劣化が進み、雨漏りが発生します。排水口のお掃除をお忘れなく! |
雨漏り修理の費用相場は??
おおよそ5万円〜30万円というお客様が多いです。
屋根や外壁の修理の場合は、足場代(15~20万円)も含んだ値です。
☑︎屋根からの雨漏り
→5~30万円(軽度)、35~75万円(中程度)、80~200万円(重度)
屋根からの雨漏りの場合は、屋根の素材などによって修理の費用が異なります。
瓦屋根、セメント屋根材などで、全面的に修理が必要な場合は瓦屋根が最も高額です。
しかし、瓦屋根では瓦のズレを修正するだけで雨漏りがおさまる場合は、比較的安価です。
☑︎天井(屋内)の雨漏り
→5~15万円
天井の雨漏りの場合、屋根やベランダだけではなく、外壁のヒビなどから雨水が浸入して天井を濡らしている可能性もあります。
水の侵入する原因場所を突き止めて、コーキングをお願いします。
☑︎ベランダからの雨漏り
→5~15万円
ベランダでは、排水溝を詰まらせてしまうと水がベランダにたまり、防水加工が弱くなってしまい雨漏りの原因になっている場合です。
ベランダからの水の侵入経路を見つけ、ベランダの防水加工をします。
☑︎外壁からの雨漏り
→5~50万円(軽度)、80~200万円(中~重度)
外壁の劣化が原因の場合も意外と多いです。
部分的な処置で大丈夫な場合と全体を塗りなおすことになる場合では、費用に大きな差が出ます。
☑︎窓枠・サッシからの雨漏り
→5~25万円
窓枠やサッシと壁の間に隙間ができている場合やサッシそのものが老朽化し、隙間ができている場合などがあります。
コーキングで簡単に隙間を埋めるだけの場合はかなり安い工事です。
風災なら火災保険が使えるかも??
火災保険というと火事などで住宅に損傷があった場合のみを想定してしまいますが、自然災害で雨漏りが発生した場合にも適用されます。
たとえ、風災によるものだとわかっていても時間が過ぎると経年劣化として扱われる可能性が増えるため、火災保険が適用できるように早めに修理をすることをおすすめします。
今一度、加入している火災保険がカバーしている範囲や支払いの最低金額から最高金額までチェックしてみましょう。
気になる方は、ご希望の工事が火災保険の対象になるか一度お問合せください。
万が一の時自分でできる応急処置は??
1、浸水の防止
-ブルーシートをかぶせる
ブルーシートを屋根の上からかける方法です。屋根からの浸水を防止します。
-防水テープを貼る
防水加工をしたガムテープで雨漏りがある場所や窓枠の隙間などにぴったりと貼ります。応急処置としては最もリーズナブルで効果的な方法です。
ただし、紫外線などでだんだんと剥がれてしまいますから、長持ちはしません。
-コーキングをする
シリコン系、変形シリコン系、ウレタン系などのコーキング材を使って隙間を埋める方法です。
コーキングは余程技術に自信がある場合以外はおすすめできません。
2、床の畳やカーペットを上げておく
雨漏りしている箇所の床がカーペットや畳の場合は、床から上げておくと汚損が防げます。
3、家電や家具を移動させる
雨漏りで濡れる可能性のある範囲に電化製品や収納等がある場合は、故障や腐食を防ぐため退避させておきましょう。
なお、感電や漏電の危険性があるため必ずコンセントも抜いておくようにしてください。
雨漏り防止のために!台風前にリフォームで対策を
最後にせっかくの雨漏り修理や点検メンテナンスで失敗しないためのポイントをご紹介します。
1「建築士」のいる業者を選ぼう
雨漏り調査の原因特定・修理が上手かどうかは、住宅の構造に詳しい「建築士」がいるかでわかります。
業者のウェブサイトの記載をチェックしましょう。
2天井のシミや劣化を見つけたら即修繕
もしも天井にシミを見つけたら、雨漏りしやすい状態になっているかもしれません。
もし点検口があれば活用し、ご自身でチェックしてみましょう。
ただし一般住宅には点検口がないケースも多いです。
この場合、天井裏の状態は目視で確認できないため、リフォーム会社に早めに問い合わせ、見てもらうようにしましょう。
3ベランダや屋上は5~15年おきに塗装・防水工事
ベランダ・バルコニー・屋上は、5年毎に床表面のトップコートの塗装、10~15年に一度は防水層(FRP・ウレタン・防水シートなど)のリフォームを行うと理想的です。
10㎡以下のベランダやバルコニーであれば、トップコートの塗り替え費用は2~5万円前後、防水層のリフォームは4~12万円程度とリーズナブルです。
また、日頃からベランダや屋上に排出されている水の流れが悪くないかどうか、点検しておくと安心です。
排水口(ドレン)にゴミや土・埃が詰まらないよう、ご自身でも掃除するよう心がけましょう。
4外壁・屋根は10年に一度を目安にメンテナンスを
「雨漏りは屋根からというイメージがあり、屋根しかメンテナンスしていなかった」という方もいらっしゃるのですが、実は外壁からの雨漏り被害も多いです。
ただ一方で、高い位置にある屋根についても、素人では不具合があることに気づきにくいので、やはり定期的に業者に見てもらうことが肝心です。
特に油断してしまうのが、以前増築を行ったことがある建物の屋根です。
増築リフォームをしたばかりであっても、既存の基礎と増築基礎の接合部分の施工が甘かった場合、そこから雨漏りしてしまうことがあります。
5車で15分以内の業者がおすすめ
依頼する業者は、なんと言っても家から近いところがおすすめです。
移動時間が短い分到着も早く、スケジュールが合いやすいので現地調査や修理工事の日程が早くなりやすいです。
目安としては車で15分以内が理想、遠くても1時間以内の業者がよいでしょう。